Culture

小豆島 × 人と文化

それぞれの地域が本来の輝きを取り戻すことが、
今後日本が発展し続ける要素のひとつです。
また、多様で豊かな文化が息づくことが、
皆様の“心の健康”につながると信じ、
歓光および文化事業を運営をしています。

小豆島 迷路のまち アートプロジェクト MeiPAM

小豆島 迷路のまち アートプロジェクト
MeiPAM

Art Project
小豆島・土庄本町の「迷路のまち」と呼ばれている一角で活動しているのが、アートプロジェクトMeiPAM(メイパム)です。「迷路のまち」は、中世の瀬戸内海で活動した海賊の侵入や、南北朝時代の戦乱に備えて、路地を迷路のように入り組ませたと言われている、小豆島の中でも古い歴史をもつエリアです。また、迷路のまちにある西光寺とその参道は、島内でも有数の繁華街でした。かつては多くの人々で賑わっていたこの界隈も、昭和後期からの地方衰退の流れには逆らえず次第に活力が衰えていきます。

”MeiPAM(Mei:迷路、P:パフォーマンス、A:アート、M:マルシェ)”は、迷路のまちに再び活気を取り戻したいという想いで、2011年に活動をスタート。当初は古い建物を生かして、イラストレーション、絵画、彫刻、写真などのモダンアートの展示をしていましたが、より独自性と個性のある「美術館」へとシフトチェンジ。そのテーマを「妖怪」としました。山にも海にも木々にも岩にも、「万物に魂は宿る」。そんな日本古来の精神性から妖怪文化が生まれたのです。目に見えない事象への畏怖と敬いこそが妖怪の起源といえます。分断や差別、偏見のない捉え方と寛容なふるまいを妖怪文化を通して広めたい。それが私たちのミッションです。

「妖怪を世界へ」。 その中心に、妖怪画家・柳生忠平がいます。

小豆島は、古代からの歴史があり、江戸時代には海の交易やお遍路信仰の玄関口として、様々な人が集い、そして語らう賑やかな場所でした。全国各地から人が訪れることで、どこからともなく生まれてきたのが、妖怪にまつわる様々な話です。そんな環境の下、幼少期からずっと小豆島で妖怪の絵を描き続けているのが、妖怪画家(妖怪美術館館長)の柳生忠平です。普段は小豆島のアトリエで創作活動をしていますが、東京・大阪・京都・愛知など国内だけでなく、台湾・イタリア・フランスなどでも個展やワークショップを開催。フランスでは、国際アートセンターの招聘を受け2019年の夏から秋にかけて約50日間滞在製作。その作品は現在、恒久展示されています。Yokaiがいままさに世界へ羽ばたきはじめているのです。

趣きある古い建物を生かしたアートプロジェクト

明治時代の呉服屋の蔵、元醤油屋の倉庫、元印刷工場、元庄屋の屋敷など、古い建物を活かしてアートスペースとして再生するのがMeiPAMの基幹プロジェクトです。2013年からスタートした妖怪アート作品のコンテスト「妖怪造形大賞」の全応募作品828点のうち、約100点以上を迷路のまちに点在するこれらの古い建物に展示しています。また、2019年には、元花屋の倉庫を改修しnaoki onogawa museumをオープン。わずか1cm四方の小さな紙でひとつひとつ丁寧に折られた折鶴を、モダンな造形作品に仕上げた若きアーティスト、小野川直樹の繊細で美しい世界を堪能できる美術館もこの小豆島に誕生させました。

そのほか、島の野菜とオリーブ牛をテーマにしたレストラン「島メシ家」と小豆島の特産品や手作り雑貨を扱うミュージアムショップも運営しています。
MeiPAM全館のインフォメーションセンターでもあるMeiPAM01。
西光寺参道では、毎年4月と12月に開かれる大師市にちなんで、マルシェを開催。

出版事業

Publication

心の豊かさを育む出版事業

小豆島のある瀬戸内エリアには、170もの有人島が集まり、沿岸エリアを含めると日本の人口の4分の1が暮らしています。波がおだやかな瀬戸内海は太陽の光もやわらかで、美しい海と島に育まれたいいものが、たくさんあります。日々の暮らしをていねいに、毎日を積み重ねている瀬戸内の人たち。そこには、私たちの心を豊かに、健康にするヒントがたくさんあります。

そんな瀬戸内の島々の風土からうまれたライフスタイルや、そこに生きる人たちのストーリーをより多くの方にお伝えするため、私たちは出版社「瀬戸内人(せとうちびと)」を立ち上げました。

中核となるメディア事業として『せとうちスタイル』を年に数回発行しています。「瀬戸内で見つける新しい生き方。ヒト、モノ、暮らしのストーリー。」をテーマに、ページをめくればどこにいても「せとうち」の風を感じられる誌面づくりをめざしています。

コンテンツ

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