共生する社会を
目指して
当社の地元であり、日本の一地域である小豆島から、全国に向けてオリーブの素晴らしさを発信していくことが、日本全体の成長にも寄与すると信じて企業活動を行っています。行政、地域に根付いた企業、NPO法人、団体と協同で各地域の活性化に取り組むことにより、一企業では成し得ない成果や地域のつながりが強化されることをこれまで確信してきました。
今後もオリーブのチカラを活用して、小豆島はもちろん、瀬戸内、全国の方々の豊かな生活づくりに貢献していきます。
History

日本のオリーブの歴史

日本にはじめてオリーブオイルが持ち込まれたのは、400年以上も前の安土・桃山時代になります。歴史資料によると、1593年に長崎県平戸に渡航したポルトガル人のキリスト教宣教師が、オリーブオイルを携え来日し、豊臣秀吉に謁見されたようです。そのため、当時はオリーブオイルのことを「ポルトガルの油」、それが訛って「ホルトの油」と呼ばれていました。その後、江戸時代の鎖国政策により、オリーブと日本との関係性は薄くなっていきました。
Olive and Shodoshima

オリーブと小豆島

それから300年余り経った明治41年(1908年)。当時の農商務省がオイルサーディン用のオイルを国内で生産するため、三重、香川(小豆島)、鹿児島の3県を指定して、アメリカから輸入した苗木で試作したのが始まりです。その3県の中で小豆島のみが栽培に成功し、明治43年には果実が収穫され、翌年頃から搾油も始まりました。

これは小豆島の気候・風土が地中海とよく似ていたことはもちろんですが、政治家の立場からオリーブの試験研究を支えた先人たちのたゆまぬ努力とオリーブに対する深い愛情や、栽培に対する熱意の賜物でもあります。そして大正3年頃にはオリーブ栽培は島全体に普及し、その後もオリーブオイルの需要増とともに生産は年々大幅に拡大していきました。しかし、 昭和34年には貿易自由化により安価な外国産のオリーブオイルが大量に輸入されるようになり、生産価格も下落し、栽培面積は急速に減少していきました。そんな中でもオリーブへの情熱を絶やさなかった人々の営々とした努力が、今の小豆島のオリーブ隆盛の礎となっています。
小豆島でかつて使われたオリーブに関する道具類
小豆島のオリーブは全て手摘みで、大事に収穫されています
当社農園オリーヴの森のシンボルツリー「樹齢1000年のオリーヴ大樹」

オリーブの輪を
日本全国に

All Over Japan
福島県いわき市
千葉県東金市(みのりの郷)
山口県周防大島
千年大樹ブルーライトアップ
日比谷音楽祭
オリーヴの森感謝祭